SEO対策の基礎知識

運営サイトが検索結果の上位に表示されると、集客にも大きな期待が持てます。

そのため、検索したキーワードに対して膨大な情報の中から、運営サイトが検索結果の上位に表示されるようにSEO対策をする必要があります。

SEO対策とは何か、検索結果の上位に表示するにはどうすればよいか、などについて基礎知識を紹介します。
SEO対策の基礎知識について
・SEO対策とは
・検索エンジンの仕組み
・クローラとは
・インデックスとは
・検索アルゴリズムとは
・Googleの理念
・Yahoo!JAPANとGoogleの検索エンジン
・Googleと相性の良いサイトを作成する方法
・内部対策と外部対策
・内部対策とは
・外部対策とは
・ホワイトハットSEOとブラックハットSEO
・ホワイトハットSEOとは
・ブラックハットSEOとは
・最強で最高のSEO対策とは
・正当なSEOが評価される理由
を紹介しています。

SEO対策とは

Search Engine Optimization の略称で、日本語に訳すと[検索エンジン最適化]になります。

Google・Yahoo!JAPAN・Bingなどの検索サイトの検索結果で、運営サイトが上位に表示されるよう最適化する技術や対策です。

検索に関する調査で利用者の約75%は、3ページ目までしか見ないという結果が出ています。

1ページに10サイトが表示されるため、30位までに表示されないと検索から集客するのは難しくなります。

そのため、検索結果で上位に表示されるほど多くの利用者の目に留まるので、サイトの運営者は検索結果で上位に表示されるよう運営サイトを調整します。

検索エンジンに対して最適化するにはどうすればよいか、まずは、検索エンジンの仕組みから簡単に説明します。

検索エンジンの仕組み

Google・Yahoo!JAPAN・Bingなどの検索サイトで検索をすると、調べたい情報のキーワードに対して、膨大な情報の中から最適な検索結果を表示させる機能です。

クローラと呼ばれるソフトを使用して、インターネット上に張り巡らされたリンクを辿り、各サイトを自動で定期的に巡回して、新しいページや更新されたページの情報を収集します。

検索サイトのクローラが収集した情報は、検索エンジンのデータベースにインデックスされます。

検索サイトの検索結果に表示されるためには、リンクを辿りクローラが移動してきて、ページがインデックスされる必要があります。

Google・Yahoo!JAPAN・Bingなどの検索サイトが無料で利用できるのは、無料で検索サービスを提供する代わりに広告を表示して、広告収入によって運営しているからです。

 
* データベースとは
大量の情報が蓄積され、その中から必要な情報を活用しやすくした仕組み。
顧客情報や在庫情報などをデータベース化して、コンピュータ上で管理する。
GoogleやYahoo!JAPANなどの検索サイトもデータベースを使用している。

クローラとは

検索ロボットとも呼ばれています。

インターネット上に張り巡らされたリンクを辿り、各サイトを這う(クロール)ように、自動で定期的に巡回して、新しいページや更新されたページの情報を収集するソフトです。

検索サイトのクローラが収集した情報は、検索エンジンのデータベースにインデックスされ、検索サービスに使用します。

他のサイトからリンクを多く受けていればいるほど、クローラは頻繁に巡回してきます。

ページやサイトを公開した直後は、できるだけ早くクローラに巡回してもらい、インデックスしてもらわないと検索結果に表示されません。

インデックスとは

クローラが収集したページやサイトの情報を整理して、検索サイトのデータベースに格納した情報です。

クローラが集めた時点での情報は、整理されていないため検索結果に表示するまでに時間がかかります。

そのため検索の速度が上がるように、あらかじめ整理して対処しやすい情報に変換してから、データベースに登録します。

検索エンジンは、利用者が検索したキーワードに対して、関連性が高いサイトをインデックスから探し出し検索結果として表示します。

悪質な方法で検索結果の上位に表示させようとするサイト、低品質なサイトなどはインデックスされない可能性があります。

データベースにインデックスされないと、検索サイトの検索結果に表示されません。

検索アルゴリズムとは

検索サイトで利用者が調べようと検索したキーワードに対して、数千から数万ある情報をより良い検索結果になるよう順位を決める基準です。

検索結果の順位は、検索エンジンごとの独自の検索アルゴリズムによって、各ページの重要性を評価して順位が決まります。

Googleは、利用者が必要な情報を得られる検索結果になるように、検索の基準をより良いものへ変更し続けています。

1日で数十億を超える検索に瞬時で対応するために、検索アルゴリズムは毎年500件以上も改良して調整されています。

Googleの検索アルゴリズムは、専門性・権威性・信頼性・独自性・利便性・評判・品質など200以上の要素に基づいています。

近年では、ペンギンアップデート、パンダアップデートなどが有名で、大きな基準の変更があると検索結果の順位は大幅に入れ替わります。

Googleの理念

Googleは会社情報の理念のページで、[利用者の利便性を第一に考えている]と記載しています。

Googleがしていることのページでは、[完璧な検索エンジンとは、利用者の意図を正確に把握し、利用者の要求に一致するものを返すエンジンである]と記載しています。

Googleと相性の良いサイトを作成する方法のページでは、[質の高い情報を提供することが最も重要]と記載しています。

Googleの理念や目指すものは、利用者の意図を正確に把握し、利用者の要求に一致する質の高い最適な情報を検索結果に表示する事です。

頻繁に検索アルゴリズムを更新する理由は、まさしく利用者の利便性を第一に考えて、検索の精度を改善しているからです。

Googleの理念を理解すればGoogleがどのようなサイトを検索結果の上位に表示しようと取り組んでいるのかが分かります。

Yahoo!JAPANとGoogleの検索エンジン

日本の検索サービスの利用率は、Yahoo!JAPANとGoogleで約90%を占めています。

Yahoo!JAPANの検索は2010年12月からGoogleの検索エンジンを利用したため、日本の検索サービスの約90%がGoogleの検索アルゴリズムの影響を受けています。

ただしYahoo!JAPANは、独自の調整を加えているため、Googleの検索結果と全く同じにはなりません。

とはいえ、同じ検索エンジンを利用しているので、Yahoo!JAPANでもGoogleの検索結果と近い検索結果にはなります。

したがって、日本ではGoogleと相性の良いサイトを作れば、検索結果の上位に表示される近道になります。

Googleと相性の良いサイトを作成する方法

Googleに認められると検索サイトの約90%で、検索結果の上位に運営サイトが表示され、集客にも大きな影響を与えます。

日本でのSEO対策は、Google対策となり、Googleと相性の良いサイトを作り、利用者の利便性を考えた高品質な情報を提供する必要があります。

Googleは、利用者の意図を正確に把握し、利用者の要求に一致する質の高い最適な情報を検索結果へ表示するために、検索の基準を頻繁に改善して精度を高めています。

検索結果で上位に表示させるには、以前の悪質な方法が通用せず、技術よりも内容が求められています。

利用者は何かを知りたいから検索するので、利用者が何を知りたがっているかを考え、利用者の求めている情報を提供する必要があります。

利用者が探している情報を提供する

・サイト内のページで質の高い情報を提供する事が最も重要になる。
・有用な情報を提供すれば、サイトの人気は上昇して他のサイトからリンクされるようになる。
・情報量が多いサイトを作成するには、記事の題名について分かりやすく正確に書く。
・利用者が検索する時にどのような言葉を入力するかを考えて、その言葉を適切に使う。

他のサイトからリンクが張られるようにする

・他のサイトからリンクが張られていると、クローラが運営サイトを見つけやすくなる。
・Googleでは、高度な技術を使い、重要で関連性のあるページを検索結果に表示する。
・権威性があるサイトから運営サイトへのリンクは、より高く評価される。
・Googleのアルゴリズムでは、自然なリンクと不自然なリンクを判別する。
・自然なリンクは、利用者にとって便利で価値があると他のサイトに判断され増える。
・不自然なリンクは、人気のあるサイトだと検索エンジンに見せかける目的で貼られる。
・インデックスの登録や検索結果の順位で有効なのは、自然なリンクのみ。

クローラがサイトを簡単に巡回できるようにする

・サイトを分かりやすい階層とテキストリンクを持つサイトの構造で作成する。
・各ページにどこかへ繋がるテキストリンクを少なくとも1つは張るようにする。

注意点

・キーワードの詰め込み過ぎや不正なクローキングなど、クローラ用のページを用意しない。
・SEOを業者に依頼する必要はない。
・重要な名前、情報、リンクの表示には画像を使用しない。
・同じ内容のページを複数のURLで公開しない。

 
* テキストリンクとは
アンカーテキストとも呼ぶ。
HTML文書の中で、リンクが設定された文字列。
<a href=”○○○”>と</a>で囲まれた部分。

* HTMLとは
Hyper Text Markup Language の略称。
インターネットのWWWで表示されるページを作成するための言語。
文書の一部を<と>で囲うタグと呼ばれる特別な文字列を文書に埋め込んで記述する。
文章の中で表題や段落の区切りを指定したり、箇条書きの項目を列挙したり、文書の一部として画像・音声・動画を埋め込んだり、他の文書へのハイパーリンクを設定したりできる。

* クローキングとは
検索エンジンに対し人間の閲覧者とは違う情報やURLを表示する仕組み。
人間の閲覧者向けのページとは別に、検索エンジンのクローラ向けのページがあり、どちらがアクセスしてきたかを判別して、それに合わせてページが切り変わる。
クローラからのアクセスには、悪質な方法で検索結果の順位が上がるように施したページを表示するため、不正と判断され検索結果から削除などの罰則が科される場合もある。

内部対策と外部対策

SEO対策を大きく分けると、[内部対策]と[外部対策]の2つに分類できます。

内部対策は、検索エンジンが運営サイトの情報を正確に読み取り、適切に評価できるよう運営サイトを改善する対策です。

外部対策は、他のサイトから高品質で関連性の高い被リンクを獲得する対策です。

最近ではサイトの品質が重要視され、良質な情報を提供する事が内部対策と外部対策の両方に、最も効果があるSEO対策になります。

まずは利用者の使いやすさを最優先に考えて、利用者が検索した要求に答えられるような有益な情報を提供する事です。

その後に内部対策と外部対策を正しく実施すれば相乗効果により、さらに効力を発揮できます。

内部対策とは

内部対策の目的は、検索エンジンに運営サイトの情報を正確に読み取ってもらい、適切に評価してもらうためです。

そのためには、クロールの最適化やインデックスの最適化などの施策が必要になります。

クロールの最適化は、サイトの構造やページの記述を改善し、クローラがサイト内を巡回し、情報を正確に読み取れるようにします。

インデックスの最適化は、検索される回数が多いキーワードを選び、記事の題名にキーワードを含め、情報が正確にインデックスされるようにします。

前述した通り、検索結果で上位に表示されるために最も必要な対策は、良質な情報を提供する事です。

時間と労力をかけ、直帰率が低く滞在時間が長い最後まで読んでくれるような利用者が求める情報を提供していれば、いずれ検索結果での上位表示に繋がります。

代表的な内部対策

・独自の調査・分析・知識・経験・助言など有益な情報を提供する。
・適切な情報量があり、定期的に追加・更新して、品質を管理する。
・何についての記事か分かるようにキーワードを記事の題名や文中に入れる。
・表示が早くなるような対策を取り、配置や構成を工夫し、使いやすくする。
・クローラがサイト内を巡回しやすいように、3階層(トップページから2クリック)以内にする。
・クローラがページ間を移動しやすいように、サイトマップやパンくずリストを作る。

 
* サイトマップとは
利用者に運営サイト内のページの構成を一覧にした案内ページで、目次のようなもの。
サイト内の主要なページにリンクが張られている。

* パンくずリストとは
サイト全体の中で閲覧しているページの位置を、階層構造の上位ページへのリンクを順番に並べて表記したもの。
パンくずリストという名前は、童話のヘンゼルとグレーテルで、森の中で迷わないようにパンくずを少しずつ落としながら歩いたというエピソードに由来する。

外部対策とは

外部対策の目的は、クローラが頻繁に巡回するような高品質で関連性の高いサイトからリンクを獲得するためです。

クローラは他のサイトからのリンクを辿り巡回するため、クローラが頻繁に巡回するようなサイトからリンクを獲得すれば、クローラが巡回する頻度を増やせ、適切にインデックスされるようになります。

検索エンジンは他のサイトから受けているリンクを分析するため、高品質で関連性の高いサイトから参照や紹介などのリンクを獲得すれば、運営サイトが第三者から評価されていると認識され、運営サイトの評価が上がります。

繰り返しになるけれど、検索結果で上位に表示されるために最も必要な対策は、良質な情報を提供する事です。

良質な情報を提供すれば、他のサイトやソーシャルメディアから参照・紹介・共有され、サイトの評価が上がり、クローラの誘導もでき、検索結果の順位にも良い影響を及ぼします。

代表的な外部対策

・長年の運営で質の高い情報が蓄積しているサイトから参照・紹介される。
・ソーシャルメディアで人気の利用者に共有され拡散される。

 
* ソーシャルメディアとは
インターネットを通じて利用者同士が情報を交換したり共有したりする情報交流サービスの総称。
アメーバブログなどのブログ、Twitterなどのミニブログ、FacebookなどのSNS、はてなブックマークなどのソーシャルブックマーク、YouTubeなどの動画共有サイト、2ちゃんねるなどの掲示板などがある。
利用者の投稿に対し別の利用者がコメントしたり、他の利用者に向けて転載したりでき、情報を素早くより多くの人に伝えられる。

ホワイトハットSEOとブラックハットSEO

正当な方法で施策するSEOをホワイトハットSEO、不正な方法で施策するSEOをブラックハットSEOと称しています。

SEO対策は検索結果で上位に表示させるための対策となり、上位に表示されるほど多くの利用者の目に留まり、集客につながります。

しかし、その対策が悪質な方法の場合は、検索結果に表示されなかったり、順位が下がったりなどの罰則を受ける場合があります。

悪意が無くても古い対策や誤った対策は、検索エンジンのガイドラインに違反していると判断され、検索結果の順位に悪影響を与える場合があります。

検索エンジンは、悪質な方法が通用しないように検索技術を改良し続けているので、正しいSEO対策を見極める必要があります。

ホワイトハットSEOとは

検索アルゴリズムに従い、ウェブマスター向けガイドラインに沿って、運営サイトを作るSEOです。

Googleが公開している[検索エンジン最適化スターターガイド][ウェブマスター向けガイドライン]などで推奨している方法です。

非常に時間はかかるけれど、検索結果の順位が上がれば長く上位に表示され続ける可能性が高いです。

ガイドラインを守り従っているので、罰則を受ける危険は少ないです。

一般的な個人のサイトがホワイトハットSEOのみで、検索結果の上位に表示されるのは難しいです。

代表的なホワイトハットSEO

・高品質で有益な情報を提供する。
・定期的に追加・更新して、品質を管理する。
・クローラがサイト内を巡回しやすいようにする。
・サイトの情報が正確にインデックスされるようにする。
・サイトの表示が早くなるような対策を取る。
・配置や構成を工夫し、使いやすくする。

ブラックハットSEOとは

ウェブマスター向けガイドラインに違反した悪質な方法で、検索エンジンが高い評価を与えるように運営サイトを偽装するSEOです。

検索アルゴリズムの欠陥を悪用し、本来の評価より高く見せかけ、検索結果の順位を上げる方法です。

短期間で検索結果の順位が上がる可能性はあるけれど、一時的な場合が多いです。

検索結果の上位に表示できても、検索技術は改良され続けているので、悪質な方法は通用しなくなり、罰則を受ける危険が非常に多いです。

罰則を受けてしまうと検索結果の順位が回復するまで、膨大な時間と労力が必要になります。

代表的なブラックハットSEO

・自動で生成するソフトなどで記事を作る。
・有料リンク、自作自演リンク、リンク交換など故意にリンクを増やす。
・白の背景に白の文字、フォントサイズを0にするなど、故意に隠しテキストや隠しリンクを含める。
・利用者が選択したページから故意に違うページへ転送する。
・検索エンジンに対し利用者とは違う情報やURLを表示する。
・利用者が選択したページとは違うページへ誘導するための品質の低いページを作る。
・他のサイトの情報をつなぎ合わせたり組み合わせたりなど無断でコピーして記事を作る。
・商品の説明が販売元からコピーしただけの情報しかないアフィリエイト用の記事を作る。
・キーワードの単語や語句を過剰に使い記事を作る。
・ウイルスをダウンロードさせたり、広告を表示させたりなど悪影響を与えるページを作る。

最強で最高のSEO対策とは

利用者が検索した意図を正確に把握し、利用者が求める情報を分かりやすく詳細に提供する事です。

利用者が満足する情報を提供すると、ソーシャルメディアで共有されたり、他のサイトから参照や紹介をされたりなど、リンクの獲得や集客に繋がります。

その結果、高品質で関連性の高い自然なリンクを多く獲得でき、クローラが頻繁に巡回してサイトが適切に評価され、検索結果の順位にも良い影響を及ぼします。

まずは、利用者にとって使いやすく有益な情報がある高品質なサイトを作り続ける事です。

そして、Googleの検索エンジン最適化スターターガイドやウェブマスター向けガイドラインなど信頼できる情報を参考にして、基本的なSEO対策をします。

効果がある正しい基本的なSEO対策は、以下の5種類になります。

情報の最適化

・利用者が求める情報を提供する事がSEO対策の中で最も重要になる。
・特定の分野に特化し、その分野に関連する質の高い情報を提供する。
・独自の調査・分析・知識・経験・助言など、ここでしか得られない価値のある情報を提供する。
・必要な情報を得られるだけの正確で分かりやすい詳細な情報を提供する。
・文中でキーワード、関連キーワードを適切に使う。

クロールの最適化

・クローラが運営サイトを見つけてクロールし、サイト内の情報を正確に読み取れるようにする。
・Googleのウェブマスターツールに運営サイトを登録し、XMLサイトマップを送信する。
・サイトを3階層(トップページから2クリック)以内の分かりやすい階層で作る。
・サイト内が分かるようにサイトマップやパンくずリストを作る。
・各ページにどこかへ繋がるテキストリンクを少なくとも1つは張るようにする。
・クローラが運営サイトを見つけやすいように、他のサイトからリンクが張られるようにする。

インデックスの最適化

・検索エンジンの検索結果に表示するのに適切なサイトだと判断されるようにする。
・単語を使用した意味のある短いURLにする。
・HTMLの文法を正しく使い、検索エンジンや利用者に分かりやすいサイトを作る。
・何についての記事か分かるようにキーワードを記事の題名や文中に入れる。
・大見出しや小見出しを使い階層化し、検索エンジンや利用者に分かりやすい文章にする。

運営サイトの最適化

・利用者と検索エンジンにとって便利で価値があるサイトにする。
・表示が早くなるような対策を取る。
・利用者が必要な情報を早く探せるように、配置や構成を工夫し、使いやすくする。
・定期的に点検して古い情報を改め、最新の情報を保つ。
・重複や低品質なページはまとめて、評価されるようなページに改善する。
・定期的に更新して、最新の有益で豊富な情報を提供する。
・その分野に関連する良質の情報を整理・管理し、蓄積しているようにする。
・高品質で関連性の高いサイトから参照・紹介され、自然なリンクが張られるようにする。
・運営サイトとソーシャルメディアとの連携を図り、共有され拡散されるようにする。

利用者への最適化

・利用者の意図を正確に把握し、利用者の要求に一致する質の高い最適な情報を提供する。
・利用者が検索する時にどのような言葉を入力するかを考えて、その言葉を適切に使う。
・利用者の要求に対して、必要な情報を得られるだけの豊富で詳しい情報量を提供する。
・理由、原因、情報源、参照元などを明記し、信頼性がある情報を提供する。
・文法が正しく、誤字脱字のない正確な情報を提供するために推敲してから公開する。
・運営元、連絡を取る方法、内容や保守の責任者などの情報を掲載して信頼してもらう。
・広告は少なめにして、記事を見やすくする。
・運営サイトを知ってもらうために、ソーシャルメディアを利用し適切に宣伝する。

 
* XMLサイトマップとは
検索エンジンにサイト内にあるページの情報を知らせるためのファイル。
XMLサイトマップを提供すると、検索エンジンのクローラがページをクロールしやすくなる。

正当なSEOが評価される理由

Google・Yahoo!JAPAN・Bingなどの検索サイトは、無料で検索サービスを提供する代わりに、広告を表示して広告収入によって運営しています。

必要な情報が見つかる便利なサイトであれば、利用者が増えて広告がより利用され収入も増えてるため、検索サイトはより最適な検索結果を提供できるように、検索技術を改良し続けています。

そのため、悪質な方法で検索結果の上位に表示させようとする検索サイトの信頼を無くすようなサイトは、検索結果に表示されなかったり、下位に表示されたりします。

今後も検索技術は改良され、悪質な方法はいっそう通用しなくなり、検索サイトが認める利用者にとって便利で信頼できる高品質なサイトが、より検索結果の上位に表示されるようになります。

検索サイトがどのようなサイトを検索結果の上位に表示しようと考え努力しているのかを理解すれば、SEOは何をするべきかが分かります。

SEOでは時間と労力をかけ、利用者が必要な情報を得られる利用者のための便利で高品質なサイトを作り運営していく事が、最も効果を発揮します。