Gmailは、Googleが提供するWebメールサービスです。
インスタントメッセンジャーの機能も統合されているので、メールの管理画面からすぐにチャットやハングアウトを始められます。
いつでもどこでも、パソコン・タブレット・スマートフォン・携帯電話などで利用できます。
Gmailの概要
- 運営会社
Google Inc.
- メールボックスの容量
Gmail・Googleドライブ・Google+フォトで合計15GB
- アドレススタイル
○○○@gmail.com
- 対応機器
パソコン・タブレット・スマートフォン・携帯電話
- 有効期限
アカウント無効化管理ツールで最長18か月
- 広告
あり
Gmailの特徴
Gmailは、受信トレイから離れる事なく、家族・友達・同僚とビデオハングアウトしたり、チャットしたり、電話をかけたりする事ができます。
メールエイリアス機能で、1つのメールアカウントに対して、複数のアドレスを作成できます。
大容量のメールボックス・高機能な迷惑メールフィルタ・高度な検索機能・自動転送機能・ラベルやスターなどの管理機能など無料ながら多機能です。
広告が表示される代わりに無料で利用できます。
アカウント無効化管理ツールで、アカウント有効期限を最長で18か月に設定でき、アカウントが使用されない状態で有効期限が過ぎた場合に、通知する相手を10人まで追加できます。
GmailアカウントがあればYouTube・Google+・GoogleドライブなどのGoogleの様々な機能を使う際のGoogleアカウントとしても利用できます。
実名でGmailアカウントを作成すると、Googleが提供する他のサービスと共有するため、YouTubeやGoogle+なども実名に変更されたり、プロフィールページが自動的に作成されたりします。
公開や利用は設定を変更できるので、下記のプロフィールの設定を参照してください。
* Webメールとは
簡単な無料会員登録でメールアドレスを取得でき、Webブラウザ(Internet Explorer や Google Chrome など)上で、Webメールサービスのサイトにアクセスして利用する。
受信したメールやアドレス帳などは、Webメールサービスのサーバー上に保存されるため、どこからでもインターネットに接続できる端末で、メールの閲覧・送受信・作成などの操作ができる。
* メールソフトとは
プロバイダなどからメールアドレスを取得して、パソコンでメールソフトを設定して利用する。
Microsoft OutlookやThunderbirdなどの事で、メーラーとも言う。
受信したメールやアドレス帳などは、パソコンに保存されるため、パソコンでメールの閲覧・送受信・作成などの操作をする。
* インスタントメッセンジャーとは
インターネット上で同じソフトを利用している仲間がオンラインであれば、リアルタイムにメッセージ・ビデオチャット・ファイル転送などができるソフト。
インスタントメッセージ、IM、IMクライアントなどとも言う。
* チャットとは
ネットワーク上で文字メッセージや絵文字を使い発言すると他の参加者の画面にすぐに反映され、リアルタイムで会話ができるサービス。
* ハングアウトとは
インターネットにつながる端末から、メッセージ・写真・絵文字を送ったり、ビデオ通話をしたりできるコミュニケーションツール。
* アカウント無効化管理ツールとは
Googleアカウントを一定の期間利用しない状態が続いた場合に、アカウントをどのようにするかをあらかじめ設定しておけるツール。
Googleの設定にアクセスし、[データ ツール]の[アカウント無効化管理ツール]の[アカウント無効化管理ツールを設定]で設定できる。
Googleのプロフィールの設定
Googleが提供するサービス全体のIDシステムに統合し、Google全体で機能するようになり、このIDシステムにはGoogle+が使用されています。
そのため、 Googleアカウントを作成すると、Google+に反映され、Google+のプロフィールの名前やプロフィール写真がその他のYouTubeやGmailなどのGoogleが提供するサービスにも共有されます。
Googleアカウントを実名で作成すると、Googleが提供する他のサービスも実名に変更され、実名や顏写真などのプロフィールがネット上で公開されます。
Yahoo!JAPANやGoogleなどの検索エンジンで検索ができるため、実名や顔写真が勝手に利用されたり、個人情報が自分の知らない所で売買されたりなどの危険性があります。
そのためGoogleアカウントは、誕生日や性別は変更できないため正しく入力して、名前は変更できるので仮名を使い、その他の個人情報も変更できるため入力しないでアカウントを作ります。
名前、プロフィール写真、カバー写真だけは全ての利用者に表示されるけれど、その他の情報は全て表示・非表示を選択でき、共有する相手も選択できます。
Gmailの設定
登録した名前はGmailの送信者になるので、必要に応じてメールの送信者を変更する。
Gmailにアクセスし、歯車のアイコンの[設定]にある[アカウントとインポート]にある[名前]の右にある[情報を編集]で設定できる。
[メールアドレスを編集]にある[名前]に2つの選択肢があるので、下を選び、空欄にメールの送信者として表示したい名前を入力し、[変更を保存]をクリックする。
Google+の設定
名前やプロフィール写真は全ての利用者に表示されるけれど、その他は表示・非表示を選択できる。
Google+の設定にアクセスし、[プロフィールを編集]で個人情報の表示・非表示を選択できる。
名前の変更は左上にある名前をクリックして[氏名]に表示させたい名前の[姓]と[名]を入力し、[保存]、[名前を変更]をクリックする。
プロフィールの名前は2年間で最大3回まで変更できる。
Google+の設定にアクセスし、[Google+の設定]の[設定を編集]で写真や動画の表示、プロフィールの検索結果、現在地の共有などの細かい設定ができる。
Gmailのメールエイリアス機能
メールエイリアスとは、1つのメールアカウントに対して、エイリアス(別名)を設定できる機能です。
複数のアドレスを作成しても全て同じID・パスワードを使いログインでき、本来のアドレス宛に送信されたメールと追加したメールエイリアス宛に送信されたメールは、全て本来の受信トレイに届きます。
メールエイリアスは全て本来の受信トレイに届くため、それぞれを区別するのが難しくなるので、フィルタを設定して振り分けると分かりやすくなります。
- ピリオドを使う場合
Gmailはメールアカウント(○○○@gmail.comの○○○の部分)のピリオド(.)を文字として認識しないため、ピリオドの数や位置を変える事で複数のアドレス作成できる。
例えば、example@gmail.comだと
exam.ple@gmail.com
ex.am.ple@gmail.com
e.x.a.m.p.l.e@gmail.com
などを作成できる。
- 大文字を使う場合
Gmailはメールアカウント(○○○@gmail.comの○○○の部分)の大文字と小文字を区別しないため、大文字に変える事で複数のアドレス作成できる。
例えば、example@gmail.comだと
exaMple@gmail.com
exAmPle@gmail.com
EXAMPLE@gmail.com
などを作成できる。
Gmailの主な機能
- メールボックスの容量
Gmail・Googleドライブ・Google+フォトでの合計が15GBまで利用できる。
- メールの容量
最大10GBのファイルをメールで送信できる。
- ウイルススキャン
メールの送受信時に添付ファイルのウィルスをチェックする。
- 迷惑メール対策
通常のフィルタ機能とは別に、迷惑メールを駆除するためのフィルタ機能がある。
- フィルター
条件に一致するメールが届いた時に、ラベルを付ける、直接ファイルに移す、削除する、転送する、迷惑メールにしないなどの条件を設定できる。
- スレッド表示
最初の送信メールとそれに対する返信メールの全てが1つのスレッドにまとめられ、メールごとではなくスレッドごとに表示する。
スレッドを開くとメールでのやり取りが順番に重なり合って表示される。
従来のメールのように返信をスレッドにまとめず、受信トレイで別々のメールとして表示されるように設定する事もできる。
- スター
スターを使うと重要なメールや後で返信する必要のあるメールに目印を付ける事ができる。
- ラベル
ラベルを使うと仕事・家族・予定・後で読む・ ジョーク・レシピなどカテゴリ別にメールを分類できる。
- チャット
ネットワーク上で文字メッセージや絵文字を使い発言すると他の参加者の画面にすぐに反映され、リアルタイムで会話ができるサービス。
- ハングアウト
インターネットにつながる端末から、メッセージ・写真・絵文字を送ったり、ビデオ通話をしたりできるコミュニケーションツール。
- テーマ
受信トレイの背景テーマを独自の画像やテーマの中から好みに応じて変更できる。
- メールソフトで受信
パソコンのメールソフト(Microsoft Outlook・Thunderbird など)でGmailのメールを送受信できる。
- 外部メールを受信
他のメールプロバイダ(Yahoo!メール・Microsoft Outlookなど)のメールアドレスに送られてきたメールをGmailで受信できる。
- 自動転送
Gmailの受信メールを別のアドレスに自動転送できる。
- 自動保存
メールの作成中に内容が失われないようメールの下書きが一定時間ごとに自動保存され、メールの作成途中でブラウザを閉じても書きかけのメールが再編集できる。
- 検索機能
送信者・受信者・件名・本文・日付・スター・ラベルなど、詳細に検索を絞り込める。
- 不在通知
休暇中などにメールを受信すると不在メッセージを自動返信する。
- 添付ファイルの表示
Gmail内で添付ファイルを直接表示できる。
- アーカイブ
アーカイブの処理は、メールをゴミ箱に捨てるのではなく別のところに移して保管するようなもので、アーカイブするとメールは受信トレイから消えるけれど、後から検索などで見つける事ができる。
- 対応機器
パソコン・タブレット・スマートフォン・携帯電話などで利用できる。
- 絵文字
笑顔・食べ物・飲み物・失恋マークなど数多くの絵文字をメッセージに挿入できる。
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